GMAP-BFの試験対策ページです。
知識ゼロの状態から、約4週間で総合スコア600を取る方法をお伝えします。
試験内容
GMAP-BFがどのような試験なのか、説明します。
どんな試験か?
グロービス社が提供しているアセスメントテストです。
GMAP-BFでは「マーケティング」「経営戦略」「人的資源管理」「組織行動学」「企業会計」「ファイナンス」の6つのビジネス・フレームワークの能力が測定されます。
(参考リンク:グロービスHP)
試験形式・時間は?
WEB受験とマークシート(紙)受験がありますが、どちらの試験も記号選択式です。
全部で6科目ありますが、全ての科目を受験する総合版と、科目を選択して受験する科目選択版の2種類があります。
各科目の問題数、試験時間は下表の通りです。
なお、企業会計、ファイナンスでは電卓が使用できます。
科目 | 問題数 | 試験時間 |
マーケティング | 30 | 20分 |
経営戦略 | ||
人的資源管理 | ||
組織行動学 | ||
企業会計 | 20 | |
ファイナンス |
試験問題は?
問題は、1問1答とケーススタディがあります。
1問1答は1つの設問に対して、1つの答えを選ぶ問題です。
(参考リンク:グロービスHP)
ケーススタディは、ある会社の事例が10~15行程度書かれていて、それに関する設問が複数個ある問題です。
設問は「この企業がとるべき戦略は何か?」といった感じで、事例の中での知識の活かし方を問われます。
私が受験した時は、1科目につき、ケーススタディが2、3題ありました。
試験時間は1科目あたり20分と短いので、悩む時間はなく、速く解いていかなければなりません。
どうやって評価される?
各科目のスコアと、それに応じたA~Fまでの6段階のランクが出されます。総合版受験時には、6科目の総合スコアも出されます。
スコアは試験問題の一般的な受験者の平均点を「500」とした時に、自身がどのくらいの立ち位置にいるのかを示した数字が出されます。
つまり、スコアは得点ではなく偏差値のようなものです。
試験対策
GMAP-BFの試験対策について、説明します。
使用教材
- グロービスMBAマネジメント・ブック
投資金額と対策期間
投資金額:3,080円
期間:約4週間
対策方針
- 試験範囲を浅く、網羅的に理解する。そのために、繰り返し本を読む。
- 企業会計・ファイナンスで出てくる指標の計算式は覚える。
GMAP-BFは試験範囲が広く、単語や理論も多く出てきます。また、GMAP-BFの正式な過去問は世の中に出回っていないので、出題傾向を考えて、範囲を絞った対策もしにくいです。やみくもに対策しようとすると、時間やお金をかけた割には、あまりいい結果が得られなかったという可能性もあります。
一方で、試験は記述式ではなくて、記号選択式です。単語や理論を正確に覚えていなくても、消去法で正しい回答を選ぶことができます。
そのため、試験範囲を浅く、網羅的に理解することを目指します。
具体的には、GMAP-BFの教科書である「グロービスMBAマネジメント・ブック【改訂3版】」を繰り返し読んで、書かれている内容を理解するようにします。
この本では各項目で1冊の本が書けるくらいの内容が、見開き2ページにまとめられています。内容が濃い割に具体例もほとんどなく、シンプルな説明になっています。1度読んだだけで、内容を理解するが難しいです。全てを理解しながら読もうとすると、試験範囲を最後まで読み切るのも大変です。
そのため、一度読んで仕上げようとするのではなく、重ね塗りのように、何度も薄く読んで、理解を深めていくという読み方が適しています。
なお、企業会計・ファイナンスで出てくるROAやROEといった指標は、計算式を覚えておかないと解けませんので、暗記する必要があります。
具体的な方法
MBAマネジメント・ブック(グロービス社)の1部~5部までを、5回読む。
【目標】試験に出る範囲に最後まで目を通すこと
【期間】1週間
【やり方】
この段階では、「へぇー、こんな単語や理論があるんだ~」くらいの感じで、分からないところは分からないままで結構ですので、さーっと読んでください。
書かれていることをしっかりと理解しながら読んでいこうとすると、時間も非常にかかりますし、なによりも挫折する確率が高くなります。
1日で1部(約40ページ)を読むことを目標にしてください。
【目標】自分が分からない単語や理論を見つけること
【期間】1週間
【やり方】
読むのが2回目だとしても「あれ? こんな単語あったっけ?」となると思いますが、気にしないでください。
この段階では、「2回読んでも、やっぱりよくわからない単語や理論」を探して、メモることを目標にしてください。
1回目と同様に、1日で1部を読むことを目標にしてください。
【目標】2回目で見つけたわからない単語や理論の意味を理解する
【期間】最大1週間
【やり方】
この段階でようやく、内容の理解を深めていきます。
先に述べましたが、この本を読むだけでは、書かれている内容を理解するのは難しいです。インターネットなどを使って、わからない単語や理論を調べてください。
ただし、この時も暗記する必要はなく、「ああ、そういう意味なのね」といった感じで、理解できれば大丈夫です。
期間は最大1週間としてください。
納得するまで調べようとすると、際限なく時間がかかってしまいます。
調べることよりも本を読むほうが効果的なので、ほどほどで切り上げるようにしてください。
【目標】本の図表や身近な例と結びつけて、内容を理解する
【期間】1週間
【やり方】
3回目ともなると、見たことがある単語や理論が増えてきていると思いますが、まだ定着していないと思います。
定着させるコツとして、本に書かれていることと皆さんが働いている会社の仕組みや商品・サービスと結びつけながら読むと良いと思います。自分の身の回りのあるものと結びつけることで、単語や理論が一気に身近に感じられるようになると思います。
また、本の見開き2ページの右下に模式図や表が載っています。
私は表はほとんど読まなかったですが、模式図を見ることは理解する上で、とても役に立ちました。
1、2回目と同様に、1日で1部を読むことを目標にしてください。
【目標】理解度に応じて、濃淡をつけて読み、理解のムラを極力なくす
【期間】3日
【やり方】
完全ではないにしろ、なんとなく内容が理解できてきている頃かと思います。
そして、理解できている部分とよく理解できていない部分も出てきていると思います。理解できている部分はさっと読んで、よく理解できていない部分は繰り返し読むなど、濃淡をつけて読んでください。
1日で2部を読むことを目標にしてください。
【目標】内容の確認
【期間】3日
【やり方】
ようやく勉強の仕上げです。
内容を確認しながら、サーッと読んでください。
4回目と同様に、1日で2部を読むことを目標にしてください。
この段階になると知っている内容もかなり増えていますが、まだよく理解できていない部分も残っているかと思います。さらに調べて頑張って理解していくのもいいですが、「わからないところがテストに出たら、しかたない」くらいの気持ちで割り切ってもいいと思います。
なぜなら、この本の内容は4週間程度で全て理解できるようなものではないからです。
ただ、ここまでたどり着いたら、この方法の最大の目的である、「最小の労力でほどほどの結果を得る」は十分達成できると思います。自信を持って試験に臨んでください。
MBAマネジメント・ブック(グロービス社)の企業会計・ファイナンスで出てくる指標の計算式を覚える。
指標の計算式を覚えてください。
全部の指標をいきなり丸覚えするのは大変ですが、本を繰り返し読んで、指標の意味がわかってくると、案外覚えられるものです。
隙間時間を使って、指標の意味を考えながら、コツコツと覚えるようにしてください。
なお、本に出てきている指標の計算式をこちらにまとめています。
暗記用、確認用にご活用ください。
よくある質問
A1:時間があれば問題集を解くのもいいと思いますが、ほどほどのスコアを狙うのであれば、本を読むだけでも大丈夫です。
実は私も問題を解いていないことが不安で、ネットでおすすめされている問題集を買いました。結局は、全く使わなかったです。その理由は二つあります。
一つ目は、本を読むのに精一杯で、問題集を解くまで手が回らなかったから。
二つ目は、市販の問題集は、GMAP-BFの出題範囲と異なっている部分も含まれているので、試験に関係ない問題に時間を取られるのがもったいないと思ったから。
結果的には、やることを断捨離したおかげで、それほど時間やお金をかけずに、そこそこのスコアが取れたと思っています。
A2:ほどほどのスコアを目指すのであれば必要ないです。
私は過去にGMAP-BFを受験した人からMBAマネジメント・ブックⅡを読むことを勧められ購入しました。結局は、全く読まなかったです。
理由は、MBAマネジメント・ブックとMBAマネジメント・ブックⅡの2冊を消化しきる自信がなかったからです。
ちなみに、GMAP-BF の全科目の受験を通じて、見たことがない単語は1つだけでした。ほどほどのスコアを目指すのであれば、MBAマネジメント・ブックを読むだけで、十分に試験範囲を網羅できていると思います。
A3:GMAP-BF の受験だけを考えると不要です。
なぜなら、これらの講座の目的が知識の習得ではなく、それぞれの科目をビジネスで使えるようにするスキルを身に着けることを目的としているからです。
A4:個人差があるので、はっきりとしたことは言いにくいです。
ただ、自分の周りで、総合スコアが600を超えていた人は、全員繰り返し本を読んでいました。そのため、本を繰り返し読むことは、対策としてかなり有効だと考えます。
ちなみに私は、ここに書いてある方法を実践して、総合スコアは674でした。
受験体験記
こちらに私のGMAP-BFの受験体験記があります。
興味のある方はご覧ください。